こんにちは。てぃろです。
今回はコラムです。
2012年に会社に入って12年が経ちましたが、この12年の経験の中で最も重要であると思った能力はやはり「日本語」でした。以前こんな記事も書いています。
こちらについてはnoteで賞をいただくほど、好評をいただきました。
それくらい私は正しく伝わる日本語を書くことができるということが非常に重要であると言っているのです。
しかし、こんな反論もあるでしょう。
「最近は、ChatGPTなんかの生成AIが勝手に書いてくれるから、日本語なんて書けなくてもいいんじゃない?」
私はそうは思いません。
やはり、書かせた日本語が正しく相手に伝わる内容であるか?自分で意図した通りの言葉を使っているのかどうかを判断できないと、生成AIですら使いこなせないと思うのです。
これは上司と部下の関係にも似ている話です。
上司が部下に報告書の提出を指示して、部下が書き上げてきたものをレビューします。このとき意味がわからない文章が書かれていたら上司は部下に「意味がわからないから書き直せ」と言うでしょう。
ここで言う上司はユーザで部下は生成AIと思うと、上司であるユーザが生成AIの書いていることを正しいと判断できないと報告書を承認できないという話です。
結局ここの判断ができるには、文脈を理解し、相手を理解し、適切に単語の意味を把握してはじめてできることが必要になる。つまり、日本語が大事なのです。
最近で言えば、金融系のガイドラインや法律文書を読むことが増えてきました。
そうすると、それらの意味することを的確に把握し、実装に落とし込むことが必要になってきます。これこそまさに日本語の読解能力が必要ということで、最近より日本語の必要性を身に沁みて感じています。
ただ、私の中でまだ解像度が高くない部分があるとすると、どうすればこの日本語能力が高められるのか?ということです。
残念ながら、現在の大学までの教育課程では今私が言及しているような日本語の能力が完全に身につけられるということはなさそうなので、何かしら個人的な努力は必要になると思います。
自分がどんな工夫をしてきたのかは、これまでの記事で書いていることもあるのでぜひ参考にしてほしいと思います。
あとは、私がやっているようにブログをたくさん書いてみることもいいのではないでしょうか。意外と日常生活で文章を長々と書くというのは経験しないことだと思います。なので、まずはたくさん書いてみることをおすすめしたいと思います。