プレゼンの上達は緊張した時の自分を知ることからはじめよう – テクニックはあとからでよし

こんにちは。てぃろです。

先日までVPを務めさせてもらっていたこともあって、前よりも人前で話す機会が増えていました。そこでの話し方とハッカソンなどでやってきた成果物を発表するという話し方では全く違うなと思いました。

今回は、まずハッカソンなどにおけるプレゼン(人前で話す)をどのようにしているのか、自分の経験をもとに書いていきたいと思います。

適度な緊張をコントロールする

プレゼンは結局は場数を踏んでいかないとうまくなりません。最初から完璧にできる人はいないのです。要するに練習が必要だということです。

ただここで注意したいのは、漫然と数をこなせばいいという話ではないということです。

当然、プレゼンがうまくない間はたくさん失敗するでしょう。セリフを忘れたり、途中で噛んでしまったり、スライドがうまく進められなかったり、そもそもうまく伝わらなかったり…。

それらの失敗を振り返ってどうすれば直せるのか?を考えることと思います。

その中で私が一番意識したのは「緊張した時の自分を知る」ことです。

どんなに場数を踏んでも人前で話すのは緊張するものです。ただ緊張には適度なものと極度なものがあります。最初は適度な緊張であっても何か失敗すると極度の緊張に入ってしまって大失敗になります。

そうならないためにどうすればいいかを振り返り続けた結果、適度な緊張を保つためには、緊張した時の自分が失敗しない状況に持っていくことが重要と結論付けました。

結果、私がプレゼンで適度な緊張を保つために以下のようにすることにしています。

  • スライドは何度も見返せるくらい事前に作る
  • セリフを覚えない
  • 一番伝えたいメッセージを一番意識する

一つずつ説明していきます。

スライドは何度も見返せるくらい事前に作る

当然ですが、いいプレゼンをするには入念な準備が必要です。

スライド作成のテクニックはいくつもあると思います。例えば私がやっているのは1スライドあたり1メッセージとすることです。さらにストーリーも大事です。背景 -> 課題 -> 解決策 -> 結果や見通し、といった具合に聴衆にわかりやすい構成にします。

こういったテクニックでもってスライドが作れるかどうかはさておき、このようなテクニックを駆使したとしても結局話しやすさはその時々に扱うテーマと話す相手によって異なるものです。

作った瞬間は完璧と思っても、いざ話そうとしたときにはロジックが変なことに気づいたり、口が回りにくい構成になっていたというのはよくあることです。なので、直前にスライドを作るのではなく事前に何度か話す練習ができるくらい早く作ることが大切なのです。

こうして事前にやれるだけのことをすべてやることによって「やれることはやったんだからこれで失敗したら仕方ないよね」と思えるようにするのです。人事を尽くして天命を待つ、です。

私はこのように考えることで、プレゼンの直前で極度に緊張するようなことがなくなりました。

セリフを覚えない

私はセリフを一言一句全く同じに言えないと頭が真っ白になって口が止まってしまいます。これがプレゼン中に極度に緊張した時の私です。

そうならないようにするために、セリフを覚えないことにしました。キーフレーズだけ覚えておいてそのときの気分で話すようにします。

これで自然な雰囲気で話せるようになるだけでなく、自分のプレゼンの直前にあったことや会場の雰囲気でいい感じに話し方や話すネタを変える余地が出てきます。完璧なセリフを作っているとこういった柔軟な組み換えは難しくなります。

さらに、聴衆の気持ちになって考えれば、余裕をもって情熱的に話す人の話は聞きやすいものですが、ただセリフを機械的に述べているだけでは頭に入ることもなく眠くなってくるものです。

一番伝えたいメッセージを一番意識する

一番大事なのは、当たり前ですがプレゼンで伝えたいメッセージを意識することです。

ここまでのやり方をやっているだけでは、ただただ話が長くなってしまう場合もあります。必ず一番伝えたいメッセージを意識し、そこに話の本筋を持っていくように意識をしておく必要があります。セリフを覚えず柔軟に話しているからこそ、話の核心をきちんと話せるように意識は保っておかないといけないのです。

テクニックはあとから身に着ければいい

ここまで緊張をコントロールする方法の例を挙げてきました。

プレゼンで大切なのは緊張をコントロールしてきちんと自分の言葉で話すことです。

しかし、時間制限がある中でしっかり言いたいことを伝えるにはテクニックも重要です。スライドの作り方、発表中の姿勢や表情や目線の動かし方、話すときの言葉選びや間の使い方…。

言い出したらキリはないですし、そういったテクニックはググればたくさん出てくると思います。

それらを身に着けて発揮することができるのは、結局正常な自分を保っているときです。

自分にとって使いやすいテクニックというのもあるでしょうし、それこそたくさん使ってみるのがよいです。発表するその場によっては使うべきテクニックとそうでないものもあるでしょう。そういった引き出しを多く持つのも実際に使うという場数を踏むからこそです。

ぜひ場数を踏んで緊張した自分を知り、その上でテクニックを身に着けて素敵なプレゼンができるようになってください。